平成21年第4回定例市議会における市長の行政報告
それでは、行政報告を申し上げます。
去る、10月15日に九州市長会が日田市で開催され、管理放棄された老朽家屋に対する緊急安全措置についてなど20議案が採択され全国市長会へ上程されました。また、新内閣の発足に伴う政策変更で制度の改廃等に当たっては、住民に最も身近な基礎自治体の行財政運営に支障をきたすことのないように慎重な対応を求める緊急決議を採択し要請いたしました。
11月3日文化の日には、平成21年度国東市文化の日表彰式を挙行いたしました。諸冨市議会議長をはじめ多数のご来賓のご臨席のもと、永年にわたる地域農業の振興や社会福祉の向上などに功績のあった方々10名、4団体を表彰したところでございます。
11月22日(日)、23日(月)にかけ、東京都千代田区富士見のコートメダリオン(フジボウ会館ビル第1ホール)で「国東市農林水産物直販フェア」を開催しました。今回で7回となりますこのフェアも、東京ふるさと国東市会の会員の皆様方や同会に出席されました諸冨議長をはじめ関係議員も駆けつけていただき盛大に開催することができました。
今回は、8団体が出展して国東市の新鮮な農産物、各種加工品や国東市を代表する地酒、味噌・醤油等のPR販売を行いました。当フェアを東京ふるさと国東市会の開催日と合わせて行った事や、交通の便の良い会場でもあり来場者は昨年より多く、2日間で延べ約800人の来場者がありました。
11月23日には、議員各位とともに、在京の国東市出身者の会である「第3回東京ふるさと国東市会」に出席いたしました。今回は、157名の方が参加をされ旧交を温めたところでございます。
次に、定額給付金給付事業についてご報告いたします。この事業は、地域の経済対策、家計への生活支援を目的に、国の施策として実施されたものですが、国東市は、3月27日から10月28日まで受付をしてまいりました。対象世帯数13,884世帯のうち98.7パーセントの13,699世帯から申請があり、総支給額は5億3千8百64万8千円でありました。
次にケーブルテレビ整備事業の加入状況についてご報告いたします。来年4月1日からの放送開始に向け、本年度整備地区の武蔵町、国東町、国見町の加入促進を行ってまいりました。行政区ごとの説明会、ケーブルテレビ通信ビラの発行、防災無線、広報車での放送、新聞への掲載により、ケーブルテレビの内容、自主放送のこと、特別申込期間のことなどを啓発してまいりました。その結果、10月末現在の加入率は、91パーセントでございます。今後も更なる加入促進と引き込み工事、宅内工事の早期完成に努め、来年4月からの供用開始に備えたいと考えております。
国東市民病院改築事業でございますが、経済危機対策事業の基金造成事業としての『医療施設耐震化臨時交付金』を国に要望しておりましたが、10月27日に県から約10億5千万円の内示がありました。これを受け、11月4日に設計業務をプロポーザル方式により公募し、その結果5者から参加表明があり、12月8日までに技術提案書の提出を要請しているところでございます。12月中に設計者の選定を行い、基本設計及び実施設計に取り掛かる予定でございます。
新型インフルエンザの発生から7ヶ月が経過しましたが、まさに今が流行のピークと考えられます。弱毒性であることが判明してからは季節性インフルエンザと同様の対応へと国の方針も変更になり、学校等では休校や学級閉鎖等があるものの特に生活面で制限はされておりません。新型インフルエンザのワクチンの接種につきましては、あらかじめ国が定めた「優先接種対象者」に対して10月19日から接種が始まりました。12月3日からは大分県においては健康な6歳未満の幼児に対する接種も始まりました。接種回数の変更やワクチンの製造状況等々不測の要因によってスケジュールが変更になっており、市民の皆様には今後ともスケジュールの変更等ご迷惑をおかけするものと思われますが、出来得る限り正確な情報を迅速にお伝えしたいと考えております。
宇佐・高田・国東広域ゴミ処理場建設計画は、平成19年基本協定書の調印や広域事務組合を設立し、平成27年4月供用開始を目指し事業をすすめているところであり、いよいよ建設用地の公募選定にはいります。選定にあたっては、地権者や周辺住民の皆様のご理解とご協力が得られ、処理場を積極的に受入れ、地域振興・地域活性化を進めていこうとする自治会に対し、地域振興事業等により「まちづくり」の支援を図っていくことを目的として公募によって建設用地を募集することにしました。面積につきましては、焼却施設、リサイクルセンター及び最終処分場を一体的に集約できる概ね6ヘクタールの用地が必要であります。「まちづくり」事業については、事業費3億円を限度とし予算の範囲内で実施します。建設用地に選定された地域には、「まちづくり協議会」を組織し、「まちづくり計画」を策定していただきます。
公募期間は、平成22年1月4日から3月31日までとし、区長会での説明や回覧板、市ホームページ等で広く市民の皆様へ周知いたしたところです。
次に、教育行政についてご報告いたします。国東町3小学校区の児童のよりよい教育環境の整備と教育の質のさらなる充実を目的とした学校の適正規模及び適正配置を推進する「国東市学校・園教育環境整備計画」についての来浦・大恩・豊崎小学校区地元説明会は、2回目を行っているところです。
第62回大分県民体育大会は、9月12日からの3日間大分市を主会場に開催され、国東市・東国東郡はC部第3位の結果となりましたが、議員ソフトは2連覇を成し遂げました。
国東市内行政区別人権学習会は、専任講師及び管理職が講師となり、「同和問題」をテーマに行政、市民の意識改革を目指して、一体となった取組みとなるよう学習会を実施しているところです。
文化面では10月4日には、NHK交響音楽団トップメンバーによる名曲コンサート、11月7日には、わらび座によるミュージカル「火の鳥」の公演がアストホールにて催され、多くの市民に喜んでいただくことができました。
市内4図書館をつなぐネットワークシステムの構築は、11月1日に稼動式を終え、最寄の図書館から市内図書館全館の図書が利用できるなど、利用者サービスの拡大が図られるようになりました。今後も多くの市民に親しまれる図書館づくりを目指します。また、安岐図書館の移転新築工事は、10月2日に入札し、現在旧安岐中央公民館の一部を解体し、建設工事に着手しております。完成は来年3月末の予定です。完成後は、地域の拠点となるように活用できればと考えています。
消防行政についてご報告申し上げます。火災発生状況につきましては、平成21年1月1日から11月末日まで33件発生し、前年同期と比較いたしまして2件の減少となっています。その内訳は、建物火災が14件、林野火災1件、車両火災1件、船舶火災1件、その他火災が16件でございます。また、死者は2名、負傷者が3名発生しています。損害額は、1月から10月末日まで 59,482千円で、昨年度と比較し13,184千円の減少となりました。次に救急出動状況でございますが平成21年1月1日から11月末日まで、1,173件の出動があり前年同期に比較して27件減少しております。
21年度後半の消防職員教育として、10月5日から大分県消防学校へ消防初任教育課程第58期生として3名の職員が約6ケ月間入校しています。他に消防職員専科教育として、初級幹部課程、警防課程、救急課程、火災調査課程、特殊技能課程等の専門教育の研修のため職員を入校させています。
また、独居老人世帯への住宅用火災警報器設置事業及び各行政区の防火水槽清掃事業を計画的に行っています
このほかの行事につきましては、10月28日(水)災害時における飲料水供給における協定を南九州ペプシコーラ販売株式会社と取り交わしました。これは、緊急時対応型自動販売機を市内4箇所に設置し、水道、電気等のライフラインが絶たれたときにも自動販売機の飲料水を取り出すことができるというものです。また、設置した自動販売機1台に対し年間120リットルの備蓄用飲料水の無償提供が受けられます。
秋のイベントとして、10月25日国東町「夢咲きくにさきふるさとまつり」、11月1日安岐町「ふるさと祭り」、11月15日国見町「ちょるちょる祭り」、武蔵町「おいで祭り」が各実行委員会のご努力により盛大に開催され、多くの家族連れでにぎわいをみせました。
11月8日「第20回仏の里くにさき・とみくじマラソン大会」が北海道から沖縄県まで全国から3,011人ものランナーが参加して盛大に開催されました。大会関係者を始め多くのボランティアの方々のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。
以上で、行政報告を終わらせていただきます。